うにっき

なにげなく気付いたことや、「聞いて聞いて」って思ったことを気軽に・好きな時に書きたいと思っています。

やっと読みました!『インストール』

やっと読めた『インストール』


時々とっても話題になる本がありますが、その中の一冊に『インストール』があります。

この本で、綿矢りさ氏が2001年に第38回文藝賞を史上最年少の17歳で受賞されました。
すごいですよね!
でも当時は話題になり過ぎて(笑)読む気がなくなり手が出ませんでしたが、先日図書館に行ったら書架にあったので借りてきました。
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京都市立紫野高校在学中「インストール」で文藝賞を当時最年少の17歳で受賞しデビュー。大学在学中の2004年、「蹴りたい背中」により19歳で芥川賞受賞[1]金原ひとみと同時受賞)、同賞の最年少受賞記録を大幅に更新し話題となる。2006年に長編第3作『夢を与える』を発表。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後は専業作家として活動している。2012年、『かわいそうだね?』で大江健三郎賞を最年少で受賞する。


この引用にもありますように、綿矢氏は華々しいデヴューを飾られましたが、その後、2003年に芥川龍之介賞を受賞された『蹴りたい背中』も、同時受賞された金原ひとみ氏の『蛇にピアス』と共に大ブレイクしました!…でも実はこの二冊ともまだ読んでないんですけどね。(笑)

ちなみに金原ひとみ氏のWikipediaはこんな感じです。

読んでみて

インストール』は女子高生・野田朝子と同じマンションに住んでいる小学生・青木かずよしとの関わりをメインに書き進められていますが、二人ともキーマンが母親です(多分)。
厳格なタイプと猫背の風変わりなタイプと両極端です。

はじめのうちはちょっと読みにくかったのです、書き方が「わかり過ぎてわからなかった」から。(笑)
でもそのまま読んだらいいのかな?と。

すると次第にするするっと読めだして、読了まで約一時間。
リズムよく、さすがだなぁ〜って思いました。
でも(私が思うところの)キーマンのはずの両母親の書き込みが中身の割りに物足りなくて。う〜ん…これくらいの方がいいのでしょうか?こうやって気になっている読者が居るということは、これでいいんでしょうね。(笑)

これ以上のあらすじは省略です。(笑)
機会があればぜひ読んで、感じてみてください。

蹴りたい背中』を読むかどうか…は、次に図書館に行った時に書架にあれば…借りるかな?
いえ。もう何冊かは読んでみないとわからないですよね。