順番を変えただけで気付いたこと
「流れ」をみる
例えば懐石料理(コース)を食べたとします。
先ず出てくるのは「先付」(前菜)
後は順番に食べ終わる頃を見て出されます。
会席料理のコースとマナー(『板前料理まえ田』さんより)
このように、食べやすさなど考えられた流れがあります。
また、こちらのサイトにはマナーがイラスト付きでわかりやすく書かれています。
ついついしてしまいそうなマナー違反がいっぱいで・・・気をつけなくちゃ。
これは川のように「一方への流れ」です。
では、学校、会社、サークル…といった集まりでなにか発表をするとします。
発表はまわり持ちで、一巡したらまたはじめの人に戻るとすると、メリハリをつけてバランスよく順番を決めることが多いと思います。
このように「輪の流れ」の場合。
一人目から最後の人まで並べて書いていると「その順番」ではベストに思えても、また繰り返すので最後の人と最初の人の「流れ」が滞らないかどうかも気にする必要がでてきます。
そこを結構見落とすことがあるんですよね。
そういう場合の簡単にできるチェック方法を教えてもらいました♪
10人で発表する場合、先ずは1番目から10番目までの流れで書き出します。
次に、例えば5番目の方を先頭にして最後が4番目の人になるように書き出します。
5・6・7・8・9・10・1・2・3・4←こんな風に。
そうすると、10番目の人までいって、1番目に戻った時の流れがよくわかります。
たったこれだけの事でバランスが一目瞭然となります!
こんな風に、ちょっと視点を変えて物を見る癖をつけたら、色んなものが今までとは違った風に見えてくると思います。
他にも
- お店をされている人は「お客様」になって外から入ってみる
- 学校の先生は授業を受けてみる
- ドクターは患者になってみる(検診を受けるとか)
- お父さんはお母さんの仕事をしてみる・・・
こんなことをしてみるのもいいかも、ですね。