新聞に載ってなくてびっくりしたこと。ファロー四徵症について。
小耳にはさんだニュースで。
昨日のお昼のニュースで、『ファロー四徵症』(ふぁろーしちょうしょう)の心臓弁移植手術が成功した、との話題がありました。
ファロー四徵症とは、
ファロー四徴症(ふぁろーしちょうしょう、Tetralogy of Fallot;TOF)とは、1672年にデンマーク人医師ニールス・ステンセンが提唱し、1888年、フランス人医師エティエンヌ・ルイ・アルチュール・ファローにより報告された先天性心奇形の一種である。発生の段階で肺動脈と大動脈の2つを分ける動脈幹円錐中隔が前方に偏位することで生じるものである。名前にある「四徴」とは以下の4つを意味する。
右心室からの静脈血が心室中隔欠損を通じて流れ込むので、チアノーゼを起こす。主に出産直後よりチアノーゼを起こし、全身の皮膚が青く(浅黒く)見える子供をBlue Babyと呼ぶ。
(確か…大阪医科大学付属病院?)医療チームリーダーの教授と患者さんがインタビューにこたえておられましたが、用事をしながら聞いていたので詳しいことはわからないんですけど
- 今までの人工弁による手術だと、術後に血栓が出来やすいために薬をずっと服用しなくてはならないこと。
- 動物組織での弁だと何年かしたら硬化するために交換する必要がある
- 今回は移植手術が日本で初めて成功した(海外では120例ほど事例がある)
う〜ん…気を取り直してWebニュースで調べようと思ったけどヒットしない。
…私はいつも調べ方が下手なんですよね。(u_u)
結局、経緯がよくわからなくて申し訳ないです。
いえ、経緯を説明してもらってもよくわからないとは思うのですが。
どうしてこの『ファロー四徵症』が耳に入ったか、というと、随分前に読んだマンガが元なんです。
『変奏曲』
竹宮恵子氏/著作・昭和55年発行
このマンガの登場人物・ウォルフガング・リヒターの病気が『ファロー四徵症』で、ニュースを聞いて思い出して本棚の奥から引っ張りだしてきたという、なんとも申し訳ないような繋がりでした。もう30年以上前の話しなのに意外と覚えているもんだなぁ、と。
最後に
ファロー四徵症については、下記サイトによると、大阪大学の2008年データですが小児の複雑な先天性疾患でチアノーゼ等気付きやすく、最近では生存率も随分向上しているとのことです。