一つの会社がなくなった、という話。
今日は珍しくちょっと長いです。m(_ _)m
先週のこと。
近くのスーパーでぼ〜っと買い物をしていたら
「◯◯ちゃん」と私の名前で声を掛けられました!
ん?名前とにゃ?
誰?
今はすっぴんなんだけど…(^^;;
と思って振り返ると、なんと!もぅなん年ぶりになるのでしょうか…私が新卒で・初めて就職した会社の先輩でした。
確か…私より8〜9歳上で、面倒見のいい、字のきれいな、意外とスポーツが得意で、はっきり発言される、スタイルのいい…まぁ、そんな方でした。
部署は違うのに、なぜかよく気にかけてくださってて、
夏にはキャンプに誘ってもらったりしていました。(o^^o)
懐かしくて、時間があんまりなかったのですが思わず立ち話炸裂!(笑)
その中で、その勤めていた会社が「整理」されたと聞きました。
いろんな経済情勢などあったのでしょう。
倒産する前に整理をされた、という感じでしょうか。
従業員には充分に手当てを出し、
働きたい人には再就職先も紹介されたりしたそうです。
私が入社した頃は仕事が波に乗っていて、
新社屋の建設真っ最中でしたから、仮の事務所で仕事がスタート。
その後、一年半ほどして大っきい三階建の新社屋が完成し、竣工式が行われ…と順風満帆な様子でした。
私はその後、寿退社をしましたが
その時の上司が有能な方で、堅実に業績を伸ばされていたようです。
話が前後します。
その会社。
私が入社するキッカケとなったのは、
仕事を探しにハローワーク(当時はまだ「職安」(笑))に、
初めて「職安ってどんな所かな〜」ってふらっと普段着で行った時に
これまた、タイミングよく雇用募集手続きに来られていた人事課長を職安の方から紹介してもらったことでした。
こちらはセーターにジーンズみたいな格好をしていまして…(^^;;
でも、なんと、その場で・しかも立ち話で!就職が決まったというすごい出会いでした。
(履歴書は入社日(なんと!入社は三日後でした)に持参しました。(笑))
入社してから簿記も勉強し、数字と格闘する毎日でしたが、その「できる上司」にはいろんな事を教わりました。
今でもとても感謝しています。
そんなこんなで…とても思い入れの強い・初めて就職した会社。
その会社がなくなった、しかも、取り壊されて更地にされている!と聞き、びっくりしてしまいました。
しっかりした社屋で、まだまだ壊すのは勿体無いくらいだったと思いますが…次の予定があるのでしょうか。
はい、その辺りにたまたま用事もあったので、思わず見に行きました。
…取り壊し工事の真っ最中でした。
奥に創業当時に建てられた、平屋の初代社屋はまだそのままありました。
警備をしていた方に
「次は何か建つんですか?」って聞きましたが、その方はご存じなかったです。
自分の目で見て、やはりとても落胆しました。
上司に借りた車で銀行に行く時に会社の門にぶつけた事があったなぁ〜(←ヲイヲイ)とか、
消防訓練で消化器の実演に指され、社長のズボンに泡をかけちゃったなぁ〜(←ヲイヲイ)とか、
当時、自分の車は「土足禁止」にしてて、
駐車場に脱いだ靴を置きっぱで帰った事があったなぁ〜(←ヲイヲイ)とか…
貸借が合わなくて(当時はまだ帳簿に手書き)よく残業したなぁ〜とか…
どちらかというと、辛いことより笑えるような失敗談(笑っててはダメなんですけど(笑))がドバッと押し寄せました。
今は現役を引退されている当時の社長や上司はどんな思いでおられるんでしょうね。
お会いしたいな、と思いました。
こんな思い出話しに最後までお付き合いいただきました方々、ありがとうございました。m(_ _)m
書き出したことで、少し落ち着きました。(o^^o)