うにっき

なにげなく気付いたことや、「聞いて聞いて」って思ったことを気軽に・好きな時に書きたいと思っています。

たった一本の前髪の刺激から書いたブログ

髪の毛ってどれくらいの太さがあるのかな?と思って調べてみました。

髪の太さやかたさは、髪の大部分を占めるコルテックスの量で決まります。コルテックスの量が多いと髪は太くなり、少ないと細くなります。多くの場合、太い髪は細い髪より曲がりにくいため、かたく感じられる傾向があります。


この花王さんのホームにはこんな図がありました。

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「コルテックスが多い」「コルテックスが少ない」


図を見てわかるように、髪の毛の中の成分です。


そこで思いだした図がこちら。
細かいところが見えますでしょうか?

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(繊維製品の基礎知識、第一部、繊維に関する一般知識/日本衣料管理協会・発行より)

これは、羊毛の成分の図です。
羊毛の場合、オルソコルテックスとパラコルテックスというアミノ酸の違いによる二つの種類が一本の毛に含まれていますから、捲縮(けんしゅく・クリンプ)を形成します。
羊毛が細かくクルクルしているのも、吸湿性があるのも・乾燥したら伸びた糸が戻るのも、この二種類のコルテックスによります。

また、これも人の髪の毛と同じように、毛の外側はスケール(キューティクル)に覆われていますから、水洗いをした時に揉み込むとスケール同士が絡み合うから縮んでしまう…という訳です、簡単に言うと。^ ^


…大いに脱線してしまいました。(笑)


結局、人の髪の毛の太さはどうなんでしょう?

日本人女性の髪の太さは、平均約0.08ミリ。欧米人の平均は約0.05ミリですので、日本人の髪は欧米人に比べ、平均して1.5倍の太さがあります。太い髪は繊維などの内部組織の数が多い構造になっていて、1.5倍太い髪には、1.9倍の量の内部繊維があります。また、太さだけでなく形状も人種による違いがあり、一般にアジア人の髪は断面が真円に近い形であるのに対し、欧米人の髪の断面は楕円形をしています。

…ということは、日本人の平均で80μ(ミクロン=マイクロメートル、1μ=1/1000mm)ということ。

ちなみに。
アンゴラのうぶ毛で12〜14μ、カシミヤは14.5〜16.5μ、羊毛は17〜21μ。

アンゴラのうぶ毛って、細いのね〜♪


…あぁ、また脱線。(・_・;


さっき、後片付けをしていて手が離せない時に、前髪が一本頬にかかりました。

たったの一本。

でも、先端が頬に当たってこそばゆいんです。
こんなに細い毛の一本なのに。

人の体は約60兆個の細胞でできていると言われています。
そのそれぞれが働いてくれてはるから生きていられるんですよね。


そう考えると、前髪の一本が起こす頬への刺激からくるこそばゆさなんて可愛いもんです♪

といいつつも、こそばいのも痛いのもイヤ!(笑)