「AX」←伊坂幸太郎氏の本
以前。
のっくさまが紹介されていた
「言葉ダイエット」
が面白そうなので買おうと思って規制解除明けの大垣書店に行ったら、
置いてある書棚辺りに色々言葉関連の本が多くて目移りしてしまい…買えず。
結局その日はあきらめて(笑)
でも、何も買わないのは淋しかったので気になっていた小説の中の一冊を買いました。
伊坂幸太郎氏の「AX」
まず、AX…って何?と。(笑)
検索しまして。
色んな意味がありますが、本の内容からするとかまきりの斧のことです。
蟷螂(とうろう=かまきりのこと)の斧、という言葉も文中に出てきますし。
主人公の「兜」氏は表の顔と裏の顔がある。
超一流の殺し屋だが家では妻に頭が上がらない。
表の仕事は文房具の営業で、もちろん家族は殺し屋を生業としている事は知らない。
…ここまでならネタバレにはならないですよね。本の紹介にも書かれていますし。(笑)
最後まで読むと、途中で出てくるチラシがなぜ大切にのこされていた物だったのか、
兜にとっての「オノ」が何だったのか、
そしてどうなったか、がわかるようになってます。
ただ。
「、」が多いのが…多過ぎるのが気になって。(・_・;
他にはたま〜に、とても簡単な漢字を使わず平仮名で書かれていたりとかも。
校正ミス?
それともこれは、伊坂氏のこだわりなのかな?
そのあたりを本人に聞いてみたい、と思いました。(笑)
さて。
改めてゆっくり読み直してみましょうか。
帯にある「鳴りやまぬ驚愕と感涙の声!」(←誰が書いたのでしょうか?)がわかるかも?